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医療費の高騰の原因の1人となって

医療費が年々高騰してきている事は多くのメディアでも語られています。
元気で働いている時にはそのようなことが耳に入ってきても何の感情も湧かなかったものです。
いざ自分自身がその一端となってくると関心を持たざるをえません。
数年前に専門医によりいわゆる難病と言われる特定疾患の認定を受けました。
それまでは体の不調が長く続いて色々な病院やクリニックを受診してきて、ただ医療費だけがかかって状態は良くならないことに苛立ちさえ覚えていたのです。
それが難病に認定された途端に医療費の助成を受けられるようになりました。
一生治らない事を知った時は流石に落ち込みもしたのですが、現実にこれまで多くのところで支払いを続けて出口も見えなかった事を思うとホッと安心もしたのです。
そして、それからはその病気に関連したことに対しては毎月どれだけ受診しても一定額の負担だけでよくなりました。
それから今は数年の時が過ぎてきて、盛んに言われている医療費の高騰には私自身も加担していることに申し訳なさと有り難さを感じるのです。

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